印刷

有機印刷
色調合のできる常温硬化タイプの樹脂性インキを使用した印刷です。
有機印刷は印刷後、200℃以下の焼成機で焼成させます。
ガラスへの接着性が高く、インキの硬度は3~4Hあります。
内装専用の印刷で、鏡への印刷も可能ですが、外装用には使用できません。
タブレットやスマートフォンなどには有機インキが使用されています。
無機印刷
ガラス粉末、無機顔料を主成分とするインキを使用した印刷です。
印刷後、溶剤を揮発乾燥させた後に600℃以上の高温で焼成し、インキをガラスに融着させます。
これにより、ガラスと一体化してインキがはがれにくく、色落ちもしにくくなります。 インキの硬度は約6Hになります。
内装・外装に使用できますが、使用環境によって変色する場合があります。
硫化水素ガスを含むような環境(温泉地など)でのご使用はお控え下さい。
高温となる製品である電子レンジやオーブンなどのガラスの加飾に使用されることが多いです。